話題

【物語とリンクする歌詞】「海獣の子供」鑑賞後に聞く「海の幽霊」

6/7(金)から上映開始の映画『海獣の子供』見てきました!主題歌「海の幽霊」を映画鑑賞後に聞いてストーリーとリンクしていると感じた歌詞を写真とともに考察していきます!

かぷ
かぷ
米津玄師/海の幽霊」。上映前からハマっていました♪

 

 

米津玄師「海の幽霊」歌詞

かぷ
かぷ
まずはオリジナルの歌詞全文を見ていきましょう!

開け放たれた この部屋には誰もいない

潮風の匂い 滲みついた椅子がひとつ

あなたが迷わないように 空けておくよ

軋む戸を叩いて

なにから話せばいいのか わからなくなるかな

星が降る夜にあなたにあえた

あの夜を忘れはしない

大切なことは言葉にならない

夏の日に起きた全て

思いがけず光るのは 海の幽霊

茹だる夏の夕に梢が 船を見送る

いくつかの歌を囁く 花を散らして

あなたがどこかで笑う 声が聞こえる

熱い頬の手触り

ねじれた道を進んだら その瞼が開く

離れ離れてもときめくもの

叫ぼう今は幸せと

大切なことは言葉にならない

跳ねる光に溶かして

星が降る夜にあなたにあえた

あのときを忘れはしない

大切なことは言葉にならない

夏の日に起きた全て

思いがけず光るのは 海の幽霊

風薫る砂浜で また会いましょう

 

物語とリンクする歌詞

かぷ
かぷ
最初の歌詞から順番に見ていきましょう

開け放たれた この部屋には誰もいない

潮風の匂い 滲みついた椅子がひとつ

あなたが迷わないように 空けておくよ

軋む戸を叩いて

なにから話せばいいのか わからなくなるかな

『怪物の子供』は原作は漫画なのですが、映画では2時間に内容をまとめなければいけないため、省略されている部分があります。

僕は映画しか見ていませんが、ピンとくる描写はありませんでした。調べてみたところ、ここは映画中ではなく、原作の漫画の内容に沿った歌詞であることが分かりました。

原作の漫画では、「椅子」に関する以下の表現があります。

誰もいない部屋に椅子をひとつ置いておく。次に来た時にその椅子に変化があれば、幽霊がいたことになる。

幽霊はおそらく「空くん」を示した指示語でしょう。物語中、空くんが失踪するシーンかありますから、空くんを追いかける、ルカの心情を描いた歌詞ですかね。

正確に把握するには、原作をしっかり読む必要がありそうです。映画だけで歌詞を完全に把握するのは難しそうですね。

かぷ
かぷ
サビはリンクを感じる歌詞が多くあるので、次行きましょう!

 

星が降る夜にあなたにあえた

あの夜を忘れはしない

これは、ルカがウミくんと一緒に隕石(人魂)を見るこのシーンでしょう。

星もきれいな夜でした!

 

大切なことは言葉にならない

この歌詞を分かりやすく言い換えると、言葉では伝えきれないものがあるという事でしょう。

これは「海獣の子供」が伝えたい一つの大きなテーマだと思います。

物語の中で、「中では空気中の何倍も遠くに情報を伝えられる。クジラは水中で歌を歌い、仲間と言葉以上の情報量のコミュニケーションをとる」という説明がありました。

また、物語中でソラくんは、砂浜に押し寄せる波に触れ、「水中からはいくつもの生命たちの声が複雑な情報として聞こえる」とも言っていました。

また、ルカは一連の生誕祭が終わった後「大切な約束をした。大切な約束に言葉はいらない」と言った。

これらのシーンをこの歌詞には込めているのでしょう。

かぷ
かぷ
サビの入りにこの歌詞を持ってくるあたり、米津玄師さすがですな。。

 

夏の日に起きた全て

本映画は、中学生のルカが夏休みに体験する壮大な物語です。

この歌詞は、ルカが体験した生命の神秘に触れる映画全体の体験を指しているのだと思います。

 

思いがけず光るのは 海の幽霊

ここは、ルカが幼いころに水族館で斑点が光っている見えるジンベイザメを見て感動したシーンを指していますね。海の幽霊MVでも海の幽霊の歌詞に合わせて、このシーンが流されているので間違いないと思います。

 

茹だる夏の夕に梢が 船を見送る

いくつかの歌を囁く 花を散らして

あなたがどこかで笑う 声が聞こえる

ここは物語全体の雰囲気と言いますか、世界観を指した歌詞だと思います。

いくつかの歌は、海中で生きるたくさんの生命が歌う歌だと思います。

 

熱い頬の手触り

この歌詞は、ウミくんが水分不足で乾燥し、肌が熱くなったときに、ルカがウミくんに触れて「熱い」言ったシーンを指しています。

おしぼりをおでこに載せてあげてましたね。個人的にはバケツでバッシャーした方が効果あるんでね??と思ってましたが(笑)

 

ねじれた道を進んだら その瞼が開く

「ねじれた道」は、生誕祭に向かう海中の道の事だと思います。

「その瞼が開く」は、生誕祭の始まりを表しているのだと思います。

 

 

離れ離れてもときめくもの

叫ぼう今は幸せと

この歌詞は、言葉よりも深いもので通じ合っている、ルカ、ウミ、ソラは、離れていても繋がっているということを指しているのだと思います。

 

跳ねる光に溶かして

夜の海で、発光性プランクトンが刺激により光るので、自分が歩いた水面だけ青く光る描写がありました。

また、水中から情報を読み取るということも行われていたので、

この「跳ねる光に溶かして」は、夜の光る水に思いを溶かして、「今は幸せ」と叫ぼうという事でしょう。

 

風薫る砂浜で また会いましょう

かぷ
かぷ
最後の歌詞です。

これはルカにとって、ウミ、ソラとの別れは永遠ではなく、心では繋がっているので、いつかまたどこかで会えたらいいですね、というハッピーな明るい雰囲気で「曲」と「映画」を締めてますね^^

 

画像引用:米津玄師MV「海の幽霊」(Youtube)より

 

あとがき

さすが米津玄師!言葉選びが丁寧で、奇麗な曲ですよね~。抽象的でありながら、物語の内容にしっかり沿っています。海の幽霊はLemon同様、これからもたくさん聞く曲になると思いますね。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは!