本記事では
「なぜやられるの?」「自分の何がわるいの?」「簡単にやられないためには?」
こういった疑問にお答えします。
✓ 本記事の内容
・なぜやられるのか?【論理的に解説】
・常に誰かに見られていることを意識せよ
・最も死にやすい場面:打開時
・簡単にやられないための4つのコツ
なぜやられるのか?【論理的に解説】
個の力vs個の力
大前提として、“エイム”や“キャラコン(キャラクター操作能力)”といった個の力は重要です。当たり前ですが。
対等な状況で1 vs 1の撃ち合いをした場合、勝つのはもちろんエイムやキャラコンが上手なプレイヤーです。
エイムやキャラコンを育てるのは純粋なプレイ時間で、鍛えるには地道な努力が必要です。効率的に個の力を鍛えたい方は下記の記事をご覧ください。
本記事では、“立ち回り”について重点的に解説していきます。実はスプラトゥーンではこの立ち回りが最も重要なスキルです。
最も重要なのは「立ち回り」
撃ち合いの勝敗はを決めるのは、個の力だけではありません。
その撃ち合いごとに“状況”が異なります。実際に試合中5分5分の対等な状況から始まる打ち合いはほとんどなく、状況によって有利不利があり、個の力よりもこちらの方が撃ち合いの勝敗に影響します。
例えば、エリア塗りをしているAを、Bが横やりでキルしたとしましょう。その場合Aの方が個の力が高く 撃ち合いが強かったとしても、自分より撃ち合いの弱いBにあっさりキルされますね。ここで重要なのはBはAの存在に一方的に気づいているという点です。
この自分が有利な状況を作り出すスキルが“立ち回り”です。よくやられる方はこの立ち回りを改善することで、圧倒的にデスを減らせるでしょう。
以下で詳しく説明していきます。
常に誰かに見られていることを意識せよ
スプラトゥーンをプレイする中で敵の視線を意識することは重要です。もう、スプラトゥーンの全てと言っても過言ではないくらい重要です。
自分が敵をキルするときを想像してみて下さい。まずは敵を見つけますね。その後は その敵がこちらの存在に気付いているか否かでキルの難易度は変わります。もちろんこちらに気づいていない敵の方がキルしやすいですよね。
逆もしかりで、自分もまた敵チームに常に探されているのです。自分が敵に気づいていなければ容易にキルされてしまうでしょう。この考えを常に持っていて下さい。
このようにスプラトゥーンでは「いかに相手に見つからずに相手を見つけるか」が重要となります。これを理解すれば、あなたが気持ちよくプレイしているときに「うわっ!」といきなりやられる心臓に悪い嫌なデスは格段に減ると思います。
これはスプラトゥーンをプレイする中で無意識に見についていく能力ですが、本記事を読んで知識として知り プレイ中意識することで上達はグッ早くなるでしょう。
最も死にやすい場面:打開時
試合中最も死にやすい場面、それは打開時です。
※打開とは自チームが劣勢でステージ中央部を支配されている状況でステージ中央部を取り返しに行く行動の事です。
「打開時にひとりで突っ込むな!」という言葉は聞いたことがある方が多いと思いますが、これって一見簡単そうに聞こえて実はかなり難しいスプラプレイヤーの永遠の課題なんです。
打開時にひとりで突っ込んでしまう理由はプレイヤーのレベルごとに異なると考えていまして、以下に紹介します。
初級者~中級者ができない理由
まだ上のイカ(敵味方生死表示)を見る癖がついておらず、状況把握できずに、味方が死んでいてもひとりで突っ込んでしまう。
これは知識不足というシンプルな問題で、知識として知り 試合中に意識することで、打開時に死ぬことは劇的に減るでしょう。
中級者~上級者ができない理由
上述した初級者~中級者ができない理由はシンプルでしたが、こちらの中級者~上級者ができない理由は分かっていても解決できないスプラプレイヤーの永遠の課題です。
それは、自分のプレイの自信を持ち 気が大きくなってしまった結果、ひとりでも打開できると思ってしまうことです。
これはなかなか治りません。
僕も未だにやってしまいます。ひとりで無双して打開できちゃったときは最高に気持ちが良いですからね。なんというかたばこみたいなものだと思います。
ですがその成功率は低く、味方と合わせて打開した方が圧倒的に成功率が高いということを忘れてはいけません。安全な選択肢を取り続けることは 安定した勝率に繋がります。一緒に頑張りましょう。
以下で、簡単にやられないためのコツを伝授します。
簡単にやられないための4つのコツ
行動は隠密に
試合中全ての行動は隠密に行いましょう。
例えば、移動するときは見つかりにくい物陰を行ったり、チャージャーだったら射線は隠したり、ステージ中央部では常に敵の視線を意識して 周りに敵がいないことを確認してから移動する必要があります。また、自分自体は見られていなくても、自分が撃った弾の軌道から自分の位置がバレるということも念頭に置いて行動しましょう。
こうした見つからないための細かな気遣いをすることで、無防備な相手を先に見つけキルできます。
塗りは相手が死んでいるときに
一番相手にバレる派手な行動は“塗り”です。
塗りという行為は、「射撃により敵に自分の位置を知らせながら自インクを広げる行為」なのです。いつでもどこでも塗っていては、簡単にキルされてしまうでしょう。
とはいえ、スプラトゥーンでは塗りはめちゃめちゃ大事です。
ではいつ塗るか。
それは相手が死んでいるときです。当たり前ですが、相手が死んでいる間は絶対にキルされることはないので、その隙に目いっぱい塗り広げましょう。
またちょっと難しいことを言うと、スプラトゥーンは「敵をキルしたら、塗り広げどこかに潜伏、敵が復活したら潜伏キル、そしたらさらに塗り広げる」この繰り返しです。
上手いプレイヤーであればあるほど、このキル・塗り・潜伏のサイクルにメリハリがあります。意識してみましょう。
セルフイカニンジャを覚えよう
セルフイカニンジャというのは、イカ状態で移動スティックを半分ほど倒し進むと、波を立てずに移動できるというテクニックです。
スプラトゥーンでは移動したときに立つ波で相手に位置がバレるので、波を立てずに移動できるこのテクニックは非常に重要です。
スプラトゥーン上級者は、乱戦が繰り広げられるステージ中央部でこのテクニックを多用します。
そういう意味で、オートで波が立たなくなるイカニンジャギアはめちゃめちゃ強いギアです。よくローラーが付けるキル向きのギアと思われがちですが、敵に先に見つかり よくやられてしまう方にもお勧めのギアです。
味方の生死を常に意識
スプラトゥーンで上のイカ(敵味方生死表示)を確認することは超重要で、これは簡単にやられないためにも大事なことです。
例えば、味方が2人落ち2vs4の状況になれば、相対的に自分にヘイトが集まります。この場合、潜伏多めであまり大胆な行動はしない方が良いです。
逆に、敵が2人落ち4vs2の状況であれば、相対的に自分にヘイトが集まりにくくなります。この場合、塗り等の大胆な行動をしても良いです。
ヘイトについて【必須知識】ヘイトという概念について【スプラトゥーン共通】で詳しく丁寧に解説しましたので、読んで理解しておくと勝率アップに繋がります。
全体をまとめると「見つからずに見つけろ」ということですな。
今回は以上です。
腕前Xを目指す全プレイヤーへ
「X」を目指すために必要な知識を基礎から応用まで全てまとめました。当記事を読んでおくことで、最大効率で腕前UPを狙えます。すべて無料公開しています。
» 【完全上達ガイド】Splatoon2腕前Xを目指す全プレイヤーへ【これだけ読もう】
グッズ・関連商品
プロコン